2010年05月05日

石川遼が驚異の“58”

石川 遼くんが世界主要ツアーでは最高のスコアで優勝したようだ。

彼は何か持ってますね。

才能や努力だけではない何かを。


≪ISM≫

石川、驚異の“58”「未知の世界に一歩足を踏み入れた一日」

15歳・高校生の時にアマチュアでプロツアーを制し、そこからわずか2年で賞金王に上り詰め、日本の男子ゴルフ界の歴史を大きく変えた石川遼がまたひとつ、前人未踏の記録を打ち立てた。

国内男子ツアー第3戦・中日クラウンズ。愛知の名門・名古屋ゴルフ倶楽部 和合Cを舞台に繰り広げられた戦いは、最終ラウンドを首位の丸山茂樹に6打差18位タイで出た石川が神がかり的なプレーを披露し、この日だけで12アンダー『58』をマーク。後続に5打差をつけ、圧巻の逆転優勝を飾った。

トーナメント本戦での『58』というスコア。過去、中日クラウンズの大会ではY・E・ヤン(韓)の「61」がコースレコードだったが、この記録はおろか、2003年アコムインターナショナルの第1ラウンドで倉本昌弘が樹立した日本ツアーレコード「59」も塗り替えた。さらに海外に目を向けてみてもPGAツアーでのアル・ガイバーガー(米)、チップ・ベック(米)、デビッド・デュバル(米)ら3人の「59」の記録を上回る、世界主要ツアーでは最高のスコアとなった。ちなみに女子では、一昨年に引退したアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)も「59」でプレーしたことがある。

「理想に思い描いていたような、夢のような時間があっという間に過ぎた」と話した石川の最終日はまさに、彼だけのために用意された1日となった。まずは出だしの1番で入らなくてもおかしくはなかったパットを沈め幸先よくバーディ発進を切ると、続くパー5もきっちりバーディ。4、5番でもスコアを伸ばし、自身が「ここで雰囲気が変わった」と話した6番パー4ではグリーン脇からのアプローチを直接カップイン。8、9番もバーディと、前半9ホールだけで7つ伸ばす、大会史上最少スコア「28」という驚異的なスコアを叩き出した。

そして迎えたバックナイン。ここからの敵は自分自身のみ。16番までにさらに5つのバーディを積み重ね、ノーボギーの12アンダー。最終18番こそ下りフックラインのバーディパットがわずかにショートしたが、通算13アンダーでホールアウト。石川より後で回る組を完全に消化試合に変え、非公認記録ながら00年全米オープン予選会で「58」をマークしたことがある前日トップの丸山をも完全に引き立て役にしてしまった。

名古屋ゴルフ倶楽部 和合Cはロングホールが2つしかなく距離は短いが、グリーンが小さくて硬く難易度が高いため、飛距離よりも正確性を重視するゴルフが例年求められてきた。だが、石川はドライバーで稼げるだけ飛距離を稼ぐという徹底した攻めのゴルフでSWでグリーンを狙い続け、面白いようにピンに寄せ、過去50年の“定説”を変えてしまった。これには2位タイに入った藤田寛之も「我々のコース攻略とは全く違う、次世代型のゴルファーなんだと改めて感じた」と、笑うしかなかった。

最終日のプレーを「未知の世界に一歩足を踏み入れた一日」と話した石川。誰もが思い描いた通りのゴルフを追い求め、日々精進する。しかし、18歳にして思い描いた理想のプレーを実現させてしまった石川の前に、夢はあくまでも夢に過ぎず、いずれすべては現実に変えられるものなのか?
ラベル:石川 遼 ゴルフ
posted by kazu at 23:46| Comment(0) | ゴルフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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